Daniel&Bobで今までそれほど多くのモデルを展開してきてはいなかったカテゴリーがあります。それは「バックパック」です。お客様がDaniel&Bobに求めるアイテムの中心は、定番のブリーフケースや、上品な佇まいのトートバッグ、週末に大人が使えるショルダーバッグです。そんな中でここ数シーズンお客様から頂くご意見で大幅に増えていたのが、通勤時などに両手がフリーになるアイテム。例えば混みあった電車の中で、片手にブリーフケースやトートバッグ、片手にスマートフォンという状態を解消したいというご要望でした。パソコンの持ち運びが増え、荷物の重量が増えた昨今の状況から考えると、両肩で重みを支えられるバックパックは欠かせない。。そこでDaniel&Bobが作るべきバックパックとは?と考えたときに、お客様が求めるものは「上品さ」であると結論付けました。バックパックはもともとアウトドアのイメージが強いため、カジュアルな印象を抱かせやすいアイテムです。その印象は、長年ビジネスを始めとしたシーンで大人に支持されてきたDaniel&Bobのオリジナル素材とデザインで解決できました。それに加え、カラーリングやユーザビリティを考慮したディテールなど、それぞれのアイテムに個性も注入しています。ということで今回は、今シーズン新たに作成した2モデルに加え、以前からご好評いただいていた2モデルをご紹介いたします。
【ZZ BACKPACK RODI】
63,000円(税込 69,300円)
ジージーバックパック ローディーの「ZZ」は、「究極のバックパック」の意味合いで、アルファベットの最後の文字「Z」をダブルで使いネーミングしました。今回ご紹介する中でも、一番バックパックらしいデザインでありながら、RODI素材を使用することで上品な仕上がりとなっています。
ナチュラルレザーでは懸念される、汗や熱による革の移染。この点については、新素材のカーボンフィニッシュの素材を背中部分に使って解決すると同時に、個性的なRODIとカーボンフィニッシュの都会的な表情のコントラストが新しい魅力にもなっています。
その手絞り作業によってのみ得られる独特のシワ感と、手塗りによって得られる深い色目と艶感には圧倒的な存在感が背中に映えます。
背中側のポケットにA4サイズのPCがすっきり収まるサイズですが、できるだけスリムにすることで、カジュアル感を軽減し、上品かつスマートに使えるバックパックに仕上がりました。
【SPORTONA BACKPACK-25 ALCE sports】
65,000円(税込 71,500円)
続いてご紹介するのは「スポルトーナバックパック25」は、縦型のトートバッグにバックパックの機能を追加した2way仕様が特徴です。素材はダニエル&ボブ定番のシボ革ALCEをバックサイドを樹脂加工するのみで1枚使いした新素材のALCE NUDA(アルチェヌーダ)です。配色のリボントリミングで、スエードを貼り合わせたALCE accopiatoラインに比べてフレッシュでカジュアル感のあるAlce sportsと呼ばれる新ラインです。
本体と持ち手などのテープ部分との配色のバランスの良さが際立ちます。バックパックとして使用すると、上部が閉じて中も見えず、荷物が出てしまう心配も軽減される仕様です。荷物の出し入れがサイドからもできるようにジップを付けているのも特徴です。
トートバッグとしてはそれほど多くは無い縦長タイプ。左右に広がりすぎず、コンパクトなサイズ感です。中はシンプルな構造。
【NUOVO ZAINONE-28 ribbon handle WAXY CANVAS】
69,000円(税込 75,900円)
続いてご紹介するのは「ザイノーネ28 ワクシーキャンバス」です。素材はワックスの様な鈍い光沢をもつPUコーティングの新素材で、WAXYルックに違わず、撥水性がある上にハリがるのが特徴。ハリがあるということで一枚仕立てでも問題なく、一枚仕立てゆえのその軽さは、開発陣も驚いたDaniel&Bob史上最軽量です。モダンなマットな光沢感と、見た目からは想像できない軽さと、要所で光るレザーパーツの質感はコンビネーションは唯一無二です。
撥水性がある素材を使用していることもあり、荷物の出し入れ部分はコードで絞れる形になっています。それに加えフラップ付にすることで雨等が中に入らないように配慮する一方、バッグ内部へのアクセスは横のジップからフラップの開け閉めなくアクセスできる実用性も備えています。
【ESTRELLA-25 ALCE accopiato】
79,000円(税込 86,900円)
最後にご紹介するのは「エストレッラ 25 アルチェアコピアート」です。こちらはストラップ部分に特徴があり、様々な使い分けができます。まずは、
このようにストラップを一つにまとめることで、ワンショルダー型として使用可能であるとともに、ストラップを長めに設定すれば斜め掛けのショルダーバッグとしても使用可能です。さらに、
このようにストラップを分けることでバックパックとしても使用いただけます。それに加えて。正面上部のハンドルを持てば片手持ちも可能な4way仕様となっています。さらに、
今までのご紹介したバッグにもあったように、サイドにジップを付けることで、上部を閉じた状態でも荷物を取り出しやすい仕様に。アウトドアのバックパックによくある仕様ですが、レザーバッグで採用すると、アウトドアバックとは違う雰囲気をみせる機能美となっています。
そして、こんなにモダンな表情でいながら、A4サイズのPCも楽々入る実用性も兼ね備えています。
素材は柔らかさ、発色、傷のつきにくい万能素材として好評を頂いていたシュリンクレザーのALCE(アルチェ)に、高級感のあるスウェードを貼り合わせダブルフェース素材へと進化させた、Alceaccopiato(アルチェ・アコピアート)です。スウェードを加える事により、柔らかだった素材にハリが加わり、上品かつ使い勝手のいい素材です。
新たなトレンドとなりそうなバックパックを是非ご覧ください。